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臨時 vol 135 「諫早医師会 新しい死因究明制度に関する要望書」

医療ガバナンス学会 (2008年9月27日 11:43) | コメント(0) | トラックバック(0)




諫早医師会により行われたアンケート結果と日本医師会へ送られた要望書をあわ
せて配信させていただきます。

平成20年9月12日 日本医師会 会長 唐澤 祥人 様                                          諫早医師会                          会長  高原 晶  新しい死因究明制度に関する要望書  現在、厚生労働省が法案提出に向けて準備を進めている、医療安全調査委員会の創設を中心とした新しい死因究明制度については、医療従事者のみならず関係各方面から賛否さまざまな意見が表明されています。  貴会では、今年4月11日にこの制度の厚労省第三次試案についてのアンケートを都道府県医師会に送付し、47都道府県医師会のうち36医師会が第三次試案に基づいた究明機関を創設すべきと回答したとして、5月27日「厚生労働省第三次試案に関する日本医師会の見解」を発表し、同案に賛意を表明されました。  しかし、われわれ諫早医師会は、一般の医師会員の間でこの制度についての議論が十分になされておらず、厚労省案に賛成する合意も形成されていないと考え、別添(1)のようなアンケートを8月5日に全国960の郡市(区)医師会に送付いたしました。現在までに447の医師会から回答をいただきましたので、その集計結果を別添(2)にまとめ、お知らせいたします。  Q2にありますように、郡市医師会の94%は厚労省案についての賛否を決めておらず、73%は議論すらしておりません。また、88%の医師会は、厚労省案についての賛否を貴会または都道府県医師会から尋ねられたことがなく(Q1)、96%の医師会で、会員に広報周知をしていませんでした(Q4)。これだけを見ても、日医会員の間でこの問題についての合意形成はおろか、十分な議論がなされていないのは明らかです。  貴会執行部はわれわれが選出した代表であり、会の運営を付託している以上、われわれとしても、わが国の医療に関する諸案件を、すべて郡市医師会や一般会員に諮るよう求めるものではありません。しかしながら、とりわけこの死因究明制度は、わが国の医療の未来を左右するほど重大で、また医療従事者の間でも賛否が大きく分かれる極めて複雑な問題です。このような問題については、十分な情報に基づいた広く開かれた議論を行い、なるべく多くの日医会員の合意を得るよう、最大限の努力がなされるべきであると思います。別添(3)の各医師会からいただいたコメントにありますように、これはわれわれのみならず大多数の郡市医師会の希望でもあります。  貴会におかれましては、この制度について、厚労省案だけでなく民主党案も含めた十分な情報を一般会員に広報周知し、徹底した議論を踏まえて、改めて日本医師会としての見解をとりまとめていただくよう切にお願い申し上げます。 ●アンケート集計結果 送付数:960通   回答数:447通  回答率:46.56%(9/5 14:00現在) Q 1.貴医師会は、日本医師会または所属の都道府県医師会から、厚労省案についての賛否を質問されたことがありますか? 1.質問されたことがある・・48(10.74%) 2.質問されたことはない・・395(88.37%) 未回答・・・・・・・・・・・・・・・・4( 0.89%) Q 2.厚労省案についての賛否を、貴医師会の理事会などで正式に議論されたことはありますか? 1.賛否を議論した・・・・・・・・25( 5.59%)   2.賛否を議論していない・・・325(72.71%) 3.議題として話し合ったことはあるが、賛否は決めていない・95(21.25%) 未回答・・・・・・・・・・・・・・・・・・2( 0.45%) Q 3.Q2の質問で1と回答された医師会にお尋ねします。厚労省案に賛成ですか? 1.厚労省案におおむね賛成である・・15( 3.36%) 2.新制度の趣旨には賛成するが、厚労省案にはまだ問題があるのでこのままでは賛成できない・・・・・・・・・・・・・・・・・・44(9.84%) 3.反対である・・・・・・・・・・・・・・・・・・・16( 3.58%) 未回答・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・372(83.22%) Q 4.貴医師会では、この問題を一般会員へ広報周知するための説明会などを行なわれましたか? 1.行なった・・・・・・・・・・・・・17( 3.80%) 2.行なっていない・・・・・・・・428(95.75%) 未回答・・・・・・・・・・・・・・・・・2( 0.45%) Q 5.民主党は厚労省案への対案として、6月に民主党案を発表しています。民主党案をご存知ですか? 1.内容まで知っている・・・・・・・・・・・・・・・・・・・42(9.39%) 2.聞いたことがあるが、内容はよく知らない・・215(48.10%) 3.聞いたことがない・・・・・・・・・・・・・185(41.39%) 未回答・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5( 1.12%) Q 6.民主党案について、貴医師会で正式に議論されたことはありますか? 1.議論した・・・・・・・・・・4( 0.89%) 2.議論していない・・・・440(98.44%) 未回答・・・・・・・・・・・・・・3( 0.67%) Q 7.Q6で、1と回答された医師会にお尋ねします。厚労省案と民主党案、どちらがよいと思われますか? 1.どちらかといえば、民主党案の方がよい・・11( 2.46%) 2.どちらかといえば、厚労省案の方がよい・・2( 0.45%) 3.どちらともいえない・・・・・・・・・・・・・・・・・・49(10.96%) 未回答・・・・・・・・・・・・・・・・・385(86.13%) Q 8.この新制度について何かご意見があれば教えてください。 意見記載あり・・・・121(27.07%) 意見記載なし・・・・326(72.93%) なおQ3は、Q2で「1」と回答した方に限定して尋ねたものですが、実際にはそれ以外の方も回答されているので、回答総数はQ2で「1」と答えた方よりも多くなっています。Q7についても同じです。

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