Vol.032 シリーズ「隠された乳がんマネー」、後半を始めます!
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ワセダクロニクル
2020年2月18日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行 http://medg.jp
「白い巨塔」に34歳の乳腺外科医、尾崎章彦さんが挑むシリーズ「隠された乳がんマネー」を2月19日から後半を始めます。
昨年12月に始まったシリーズ前半では、中外製薬の資金が、水面下で中外の抗がん剤を試す「医師主導」の臨床試験に紐づいていたことを暴きました。尾崎さんと取材を進めるワセクロは、資金の「ロンダリング装置」として使われたNPOの経理資料、銀行の預金通帳まで入手しました。
その後、関西出張も重ね、さらに取材を進めました。
後半は、そのNPOがある「事件」を発端に「幽霊法人」になってしまったこと、中外製薬と日本乳癌学会の「癒着」とも思える関係を明るみに出していきます。臨床試験の中心である京都大学教授への取材では、京都大学病院からワセクロが「抗議」もいただきました(笑)。
女性の11人に1人が乳がんを発症するといわれています。製薬会社と医師には、自社の利益や学者としての名誉だけではなく、真に患者さん方を向いて仕事をしてもらえることを願い、このシリーズを発信していきます。
「隠された乳がんマネー」前半はこちらから
「清水の舞台」から飛び降りた32歳の医師 —— 隠された乳がんマネー(1)
https://www.wasedachronicle.org/articles/breastcancer/x1/
「京セラの稲盛さん」で警告 —— 隠された乳がんマネー(2)
https://www.wasedachronicle.org/articles/breastcancer/x2/
NPO法人で「ロンダリング」—— 隠された乳がんマネー(3)
https://www.wasedachronicle.org/articles/breastcancer/x3/
動かぬ証拠 —— 隠された乳がんマネー(4)
https://www.wasedachronicle.org/articles/breastcancer/x4/
銀行通帳に「チユウガイセイヤク」—— 隠された乳がんマネー(5)
https://www.wasedachronicle.org/articles/breastcancer/x5/