医療ガバナンス学会 (2025年3月5日 09:00)
~~ケアワーカーズユニオン山紀会支部による緊急申し入れ行動と団体交渉のご報告
介護福祉士・ライター
白崎朝子
2025年3月5日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行 http://medg.jp
やまき介護すてーしょんの当事者たちは、2月25日に社会医療法人山紀会 (大阪市西成区、山本第三病院) に対し抗議アクションを致しました。その当事者からの報告を転送いたします。
引き続き、ご注目いただき継続的なご支援をお願い致します。
昨年から取り組んでいるチェンジオルグによる署名は、昨年末に厚労省に提出。今年3月末に大阪市と大阪市の保健所に提出します。
チェンジオルグの署名拡散にご協力ください。
この記事の末尾にチェンジオルグのURLがあります。
また3月15日に大阪から東京に、法人から弾圧されているやまき介護すてーしょんの介護職の当事者をお呼びし、緊急支援集会を開きます。
記事の末尾に、「山紀会支部を支える会」のブログのURLがあります。3月15日のインフォメーションやチラシは、そちらをご覧ください。
【ケアワーカーズユニオン山紀会支部より訪問介護閉鎖の緊急申入れ行動と団体交渉報告】
2月25日、社会医療法人山紀会に対して、訪問介護閉鎖に反対する緊急申入行動と、山紀会との団体交渉がありました。
■山紀会本部前で訪問介護の実態を訴える。
山紀会本部前には、閉鎖を迫られている訪問介護ヘルパー、介護職員、組合員15名が集まりました。現場職員や組合員が1人ずつ、法人へマイクで訴えました。
過去に不当労働行為命令が出ても態度を改めず、組合との協議もなく訪問介護事業所を閉鎖通告したこと、山本時彦理事長が今まで一度も組合の前に出てきたこともなく、今回初めての理事長名の文書が閉鎖通告だったこと、理事長が出てきて職員と向き合うことを強く訴えました。
また、訪問介護ヘルパーからは、地域の中で、認知症や独居の人たちが、訪問介護ヘルパーをどれだけ必要としているのか。社会医療法人としての社会的責任はどうなっているのか、など次々と訴えました。組合員が訴える途中、法人職員が、すべてのシャッターを閉めようとする場面もありました。
最後は、組合や職員との話し合いもなく、訪問介護事業閉鎖は応じることはできないとする申入書を読み上げ、法人へ提出しました。
■団体交渉
団体交渉は、結論から言うと、閉鎖通告を撤回しないという姿勢でした。前回団交で、組合提案である「経営改善会議」開催について持ち帰り検討するとしたのに、なぜ回答もせずに、組合排除した形で、閉鎖に関する説明会を強行しようとしたのか?という質問には、一切回答しませんでした。組合は、再度、閉鎖をすぐに行うのではなく会議開催を求めるも、「申入書通り(会議開催しない)」と繰り返すばかりで、団交として成立しませんでした。また、代表交渉員として出席したのは、労務担当者A氏と代理人弁護士で、過去にA氏と弁護士は代表交渉員としての権限がないと府労委で認定を受けた面々であることも追及し、改めて、団交に理事長の出席を求めました。
次回団交は、3月12日(水)18時からです。
■全国から抗議ファックスが一斉に送られています!
みなさん、たくさんの抗議ファックスありがとうございます!
現在、山紀会による訪問介護閉鎖撤回を求める抗議ファックスが、全国から一斉に送られています。この抗議ファックスに多くの当該組合員が勇気を頂いています。最後まで諦めずに、やれることをしよう!とみんなで団結しました。
★★拡散希望★★
チェンジオルグの署名にご協力ください!このサイトを開き下にスクロールしていくと、ファックス抗議先なども見られます。
可能なら、ファックスによる抗議もお願い致します。
https://chng.it/8rgX8j65BK
★★拡散希望★★
ケアワーカーズユニオン山紀会支部を支える会・ブログ
※3月15日14時00分@南部労政会館で開催する支援集会のチラシや、いままでの経過などは、以下のブログよりご覧ください。