医療ガバナンス学会 (2011年7月14日 06:00)
この記事は相馬市長立谷秀清メールマガジン 2011/07/11号 No.255より転載です。
福島県相馬市長
立谷 秀清
2011年7月14日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行 http://medg.jp
前略 御免下さいませ。
震災から早くも4カ月を経過し、被災された市民の皆様も、仮住まいながら仮設住宅をはじめとするそれぞれの独立住居に落ち着き、新たな生活を開始いたして おります。今後は安全な地区での恒久的な住まいの建設、とりわけ独居老人世帯となった被災者の方々のための共助住宅(#1)をはじめとして、仮住まいから 次のステージを提供できるよう努力してまいります。
一方、ガレキ処理や農地復旧・漁業復興などは緒についたばかりですが、一歩一歩着実に、相馬市の復興と新生に向って進んで参りたいと、決意を新たにしております。
孤児遺児達をはじめとする被災児達も、各幼小中学校に派遣している「相馬フォロワーチーム(NPO申請中)」の臨床心理士たちと市教育委員会の見守りのな かで、PTSDから立ち直ろうと彼らなりに懸命に頑張っておりますが、我われとしては息の長いケアが必要と考えております。
また、大変温かい御厚情を寄せて頂いた災害孤児遺児生活支援金は、奨学金を含めた目標額の半分程集まっておりまして、相馬市議会六月定例会の議決を得て、 三月から六月までの4カ月分を一括して子供達に手渡しすることが出来ましたので、当日の集合写真を添えて御報告申し上げます。
七月分以降は、それぞれの口座に毎月振り込むことと致しております。
子供達は、写真撮影の際には笑顔も見られるようになり、此度の不運から立ち直りつつあるようにも思われましたが、死んでいった親達の無念を思えば、今後、より踏み込んだ支援が必要と考えております。
以上、御礼と途中報告とさせていただきます。
猛暑の折、各位の益々の御健勝を祈念申し上げます。草々
共助住宅(#1) http://www.city.soma.fukushima.jp/0311_jishin/melma/img/s-12.pdf
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