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Vol.50 五輪招致に向けて国立競技場を建て替え 健康・文化都市へ!

医療ガバナンス学会 (2013年2月23日 06:00)


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今回の内容はロハスメディカル1月20日号に掲載されています

http://lohasmedical.jp/

医療現場危機打開・再建国会議員連盟幹事長
民主党政策調査会副会長 鈴木寛
2013年2月23日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行  http://medg.jp


2020年夏季オリンピック・パラリンピックの開催都市が、今年の9月7日に開かれる第125回IOC(国際オリンピック委員会)総会で決定します。現在までに、イスタンブール、マドリード、そして東京の3都市が正式立候補都市として最終選考に残っています。

何としても東京での開催を実現するため、様々な取り組みが続けられてきました。昨年12月には「チア!ニッポン」と題したソーシャルムーブメントが立ち上 げられ、同25日には「東京スポーツサミット」も行われました。国立競技場を会場に、子供たちのスポーツ体験、なでしこ・ヤングなでしこ、全日本男子OB のチャリティマッチなどに多くの人が詰めかけ、大変盛り上がりました。

去る1月7日にはIOCへの立候補ファイル(詳細な大会開催計画文書)を提出。3月には評価委員会による視察、7月のプレゼンテーションを経て、9月に最終決定となる運びです。

五輪招致に向け、メーンスタジアムとなる国立競技場の建て替え計画も進んでいます。

国立競技場は1964年の東京五輪に合わせて建設され、すでに50年以上を経過。一昨年の震災時には一部破損し、応急措置が施されました。当時、文科副大 臣だった私は、成立したばかりのスポーツ基本法とそこで挙げられている国際競技大会の招致を念頭に、「次の時代のシンボルとして建て替えましょう」と提案 しました。

新しい競技場は、昨年11月に国際コンペ(審査委員長は、世界的建築家の安藤忠雄氏)で優勝したロンドンで活躍するイラク出身女性建築家のデザインです。 8万人収容の全天候型で、2019年のラグビー・ワールドカップ開催に間に合うよう18年度中の完成を目指しています。いわゆる競技スポーツのみならず、 ダンスや音楽等の芸術表現の舞台としても広く活用されます。アジアのスポーツ・文化のメッカにしていきたい考えです。

建設に併せて、周辺地域にスポーツ文化関連の博物館、図書館、企業、団体、NPOを集積し、アジアを代表する「健康・文化都市」とすべく再開発を計画します。一大ナショナルプロジェクトに是非ご期待ください。

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