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Vol.24064 Bath大学留学の振り返り 

医療ガバナンス学会 (2024年4月9日 09:00)


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秋田大学医学部医学科4年
坂田捺哉

2024年4月9日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行  http://medg.jp

このブログ記事で、私はバース大学社会政策分析センター(CASPS)での研究訪問留学体験について述べたいと思います。

私のバースでの期間は、グレートブリテン笹川財団のご支援を受け、CASPSと東京に拠点を置く医療ガバナンス研究所(MEGRI)間の長きにわたる連携の一環として実現しました。
2024年2月から、私はCASPSの「Transparency and Policys」研究クラスターの責任者であるPiotr Ozieranski先生の下、エリートインタビューの実施に関する集中指導を受けています。さらに、Theo Papadopoulos先生(CASPS共同ディレクター)がリードする、イギリスを含む様々なヨーロッパ国家の福祉の制度に関する授業に参加しました。

http://expres.umin.jp/mric/mric_24064-1.pdf
Bath大学の校門にて

特に私の研究プロジェクトが、日本における患者団体と製薬企業の間の財政的関係に焦点を当てたインタビューに関係しているため、Ozieranski先生には、訪問期間中に質的インタビュー、特にエリートや専門家インタビューの方法についての指導を受けました。
提供された資料を徹底的に検討することで、インタビューを遂行する上での重要な要素を学びました。
それは、インタビュー対象者に対する敬意の持ち方、彼らの同意を得るために必要な情報の提供、そしてエリートだけが知る独占情報を引き出す質問の仕方の重要性です。
これらの方法は、彼らに特別に対応されているという感情を抱かせ、独特な彼らの洞察を引き出すのに役立ちます。私は、これらの貴重なアドバイスを自らのインタビュー実践にすぐに応用することができると思っております。

Theo Papadopoulos先生のクラスでは、日本の医学部ではあまり詳しく学ぶことのない社会保障制度についての知見を深めました。医学生として、日本の公衆衛生について学んではいましたが、年金、健康、そして社会福祉の組織を含む福祉制度に関する国際的な議論や理論には触れていませんでした。その点で、このクラスは非常に有益で、日本とイギリスの年金制度の違いを発見し、高齢化社会に伴う問題や健康政策への挑戦について議論する中で、イギリスの同世代の大学生たちがこれらの課題をどのように捉えているかについて貴重な洞察を得ました。

http://expres.umin.jp/mric/mric_24064-2.pdf
Theo Papadopoulos先生との写真

バースでの滞在は短期間でしたが、日本では得られない貴重な経験と学びを享受しました。これらの経験は、将来医師としてのキャリアに大いに役立つと信じています。この研究留学をサポートしてくださったすべての方々に心からの感謝を表します。誠にありがとうございました。

 

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