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Vol.280 谷口プロジェクト:提案後半年を振り返る

医療ガバナンス学会 (2011年9月30日 06:00)


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谷口プロジェクト事務局
谷本哲也

http://www.savefukushima50.org/

2011年9月30日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行  http://medg.jp


●原発作業員の自己造血幹細胞の事前採取と保存
福島第一原子力発電所事故の報道を受けた2011年3月25日、虎の門病院血液内科部長の谷口修一氏はMRICメールマガジンで、「なんとしても原発作業 員は守らねばならない」と題する提案を行った。周知の通り福島第一原発での未曾有の大事故により、収束作業にあたる原発作業員は、高線量被曝事故で急性放 射線症候群に陥る危険性の高い労働環境を余儀なくされている。チェルノブイリや東海村での過去の事故時に発生したような、重度の急性放射線症候群の治療は 困難を極める。事故が実際に発生してからの対処では手遅れとなる可能性もある。谷口氏の提案は、想定される事故への医療面からの対策の一つとして、自己造 血幹細胞を数日間かけて事前に採取、長期保存しておき、万が一の事故発生時には速やかに使用できる体制を整えておく、という内容だ。この採取、保存の医療 技術は血液内科専門医にとっては馴染み深く、患者やボランティア健常人ドナーで長年日常診療として一般的に行われているものだ。しかし、原発作業員での事 前実施という提案は史上初であるため、国内外で様々な議論を巻き起こした。また、緊急時に際し採取期間を短縮するため、国内未承認薬を使用する選択肢も用 意されたことが国内ではさらに混乱を招いたようだ。この提案は、一般的には(医師でさえ専門としていない場合は)馴染みのない学術用語が並び、長すぎて一 言で表現しづらいなどの理由からか、いつの間にか「谷口プロジェクト」と呼ばれるようになった。

●谷口プロジェクト:2011年9月の現況
幸いにも、事故から6カ月経過後も、造血幹細胞移植を含む高度医療を要する程の高線量被曝事故は発生していない。しかし、報道される作業状況や今後の見通 しを考える限り、福島第一原発では今後何年にもわたって高線量被曝の危険性が高い作業環境が続くと考えられる。実際に採取、保存を虎の門病院で行った方は 現在まで1名のみ(原発作業員兼フリーライターの鈴木智彦氏)だが、谷口プロジェクトは継続して行われており、関連企業や個人からの問い合わせには度々対 応がなされている。その説明に当たっては、原子力安全委員会や日本学術会議等からは不要との見解が出ており、日本政府も反対していることも必ず情報提供さ れている。個人レベルでの希望者は多い一方、被雇用者としての立場上等の理由から、実際の採取までにはなかなか至っていない。今後も引き続きこの取り組み は続けられ、十分な説明の上に同意が得られれば実施する体制は維持される。

●原発作業員の白血病死
谷口プロジェクトは急性放射線被曝事故を対象としており、白血病発症時にどれだけ役に立つかは未知数であることは誤解がないよう断っておきたい。それで も、血液内科医として作業員の白血病発症に無関心ではいられない。8月30日、40代の原発作業員の一人が急性白血病で死亡したとの報道がなされた。作業 前の健康診断では異常なく、8月上旬に1週間、福島第一原発での作業に従事後、急性白血病を発症し死亡したことが8月16日に報告された、との内容であ る。以前の原発関連での作業経歴はない(不明との報道もあり)とのことで、原発作業と白血病死の因果関係を東京電力は否定し、今後の詳しい情報収集も行わ ない方針だという。事故後の作業従事者が1万人を超えている以上、この報道が正しければ、偶発的に発症したに過ぎないとして片付けることも理解はできる。 ただし一般論としては、比較的若年の急性白血病患者が発症後ごく早期に死亡する可能性はそれ程高くなく、累積の被曝量が正しいのか、従事前の健康診断や病 歴聴取は十分だったのか、発症後の受診状況はどうだったのか等、専門医の目から見て数々の疑問点が残る。不幸にして亡くなった方が、医療機関の受診を敬遠 し、白血病に伴う出血や感染症が本当に重症となるぎりぎりまで我慢していた可能性も考えられる。さすがに見兼ねたのか、日本弁護士連合会会長の宇都宮健児 氏も、労働環境の適正化を望むという談話を9月2日に公表している。既に100 mSvを超える被曝をした原発作業員が7月末時点で99名とされており、今後も増加し続けるであろう状況にある。因果関係が否定できない白血病等の疾患が 近い将来発症する可能性は十分にあり、原発作業員が受診する医療機関の診療体制を一層充実させることが望まれる。

●今後の健康管理
谷口プロジェクトでは福島県の医療機関のご厚意を頂き、福島県内での診療も開始しており、一般診療の一環として被災者や原発作業員の方々の健康管理にも取 り組んでいる。また、厚生労働省でも原発作業員の長期健康管理に関する検討会が立ち上がり、データベースの作成やがん検診の無料化等の施策が進められてお り、関係者のご努力に敬意を表したい。ただし、公衆衛生的な観点からの、将来のためのデータ収集方法に議論が偏重し、実際の現場で今必要とされる施策が未 だ不十分のようにみえる。例えば我々の診療の中で、福島第一原発作業員の喫煙率は73.9%(69名中51名)と、日本人男性の喫煙率36.8%(平成 20年度厚生労働省国民健康栄養調査)の約2倍にも上ることが既に分かっている。将来の医療に役立てるためにデータを収集し調査研究を行うことは必須であ るが、今すぐ出来る健康管理を充実させることはさらに重要と考える。通り一遍の電離健診のみでは決して十分とは言えず、どれだけ丁寧に病歴を聴取し、診療 を行うかは今現在も臨床現場に丸投げとなっている。福島県の医療者側も毎日不安を抱えながら原発作業員の診療を行っているのが実情であり、福島県、特に浜 通りの医療体制の向上は喫緊の課題である。

●政府・行政が本当にすべきこと
9月16日に開催された第178回国会参議院本会議において、舛添要一議員が野田佳彦首相に対し、造血幹細胞採取の必要性について代表質問を行った。舛添 議員は菅直人前首相にも4月25日に同様の質問を行っている。現在の医療は日進月歩であり、新規の治療薬や医療技術の臨床応用は日常的に行われている。専 門家の間で議論が分かれる先端医療は数多くあるものの、それを理由に不要であると一国の宰相が答弁した事例は歴史上でも希有だろう。谷口プロジェクトの考 え自体は専門家にとってはそれほど突飛な提案でもないが、社会でこれほどの議論を巻き起こしたのはひとえに原子力政策に関わったからに他ならない。谷口プ ロジェクトの採否を考えるのは、移植医療の非専門家である政府・行政の役割からは外れているだろう。ここに、一昔前の医療現場に蔓延していたのと同様な、 過剰なパターナリズムをみる思いがする。権力者側が一方的な方針を原発作業員に押し付けているという構図ではないのだろうか。21世紀の日本社会の医療現 場では、医療者側が十分な説明もなく、一方的な診療方針を患者に押し付けることは、まず受け入れられない。政府・行政が本当にすべきことは、原発作業員、 ひいては国民の生命を守るための情報の提供と交通整理を行い、一人一人の意思を尊重することが可能となる場を作ることだと考える。

●提案後半年の経過一覧(最終アクセス日:2011年9月25日)
最後に、これまでの経過を辿る参考として、インターネットでアクセス可能な情報の主なものを時系列に記載する。ここに挙げ切れないほどのテレビ、雑誌、新聞等の関係資料も数多くあり、関係者のご努力に深謝したい。

1.谷口修一:なんとしても原発作業員は守らねばならない.MRIC by 医療ガバナンス学会 メールマガジン;Vol.85, 2011年3月25日

http://medg.jp/mt/2011/03/vol85.html

2.木村知:「英雄」ではない「被害者」である原発事故作業員に、生涯にわたって医療補償を.MRIC by 医療ガバナンス学会 メールマガジン;Vol.93, 2011年3月28日

http://medg.jp/mt/2011/03/vol93.html

3.谷口修一:原発作業員のため自己末梢血幹細胞採取.MRIC by 医療ガバナンス学会 メールマガジン;医療ガバナンスNEWS, 2011年3月29日

http://medg.jp/mt/2011/03/news-1.html

4.川口恭:原発作業員の健康被害に備え補償策を−虎の門病院.ロハス・メディカル ニュース〜医療の今がわかる;2011年3月29日

http://lohasmedical.jp/news/2011/03/29224619.php

5.日本造血細胞移植学会:東日本大震災・福島原発事故に際して日本造血細胞移植学会からの声明;2011年3月29日

http://www.jshct.com/pdf/110329announce.pdf

6.木村知:国を守ろうとしている原発作業員を守ろうとしない国は、やがて世界から孤立する.MRIC by 医療ガバナンス学会 メールマガジン;Vol.106, 2011年4月6日

http://medg.jp/mt/2011/04/vol106.html

7.谷口修一:原発作業員の幹細胞採取は本当に必要ないのか.MRIC by 医療ガバナンス学会 メールマガジン;Vol.107, 2011年4月6日

http://medg.jp/mt/2011/04/vol107.html

8.谷口修一他:原発作業員の造血幹細胞採取について.YouTube;2011年4月13日

9.国立がん研究センター:自己の末梢血幹細胞を用いた移植治療.東日本大震災関連情報;2011年4月14日

http://www.ncc.go.jp/jp/shinsai/index.html

10.Tanimoto T, Uchida N, Kodama Y, Teshima T, Taniguchi S. Safety of workers at the Fukushima Daiichi nuclear power plant. The Lancet, Volume 377, Issue 9776, Pages 1489-1490, 30 April 2011. Published Online: 18 April 2011.

http://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(11)60519-9/fulltext

11.Kaiser J. Should Japan bank stem cells from Fukushima nuclear workers? ScienceInsider, 15 April 2011.

http://news.sciencemag.org/scienceinsider/2011/04/should-japan-bank-stem-cells.html?ref=hp

12.Park A. How useful are stem cell transplants for Fukushima’s workers? TIME Healthland, 15 April 2011.

http://healthland.time.com/2011/04/15/how-useful-are-stem-cells-transplants-for-fukushimas-workers/

13.長尾和宏:原発周辺で闘う全労働者に、厳重な「産業保健」の適応を!MRIC by 医療ガバナンス学会 メールマガジン;Vol.127, 2011年4月16日

http://medg.jp/mt/2011/04/vol127.html

14.谷川武:福島原発からの報告.MRIC by 医療ガバナンス学会 メールマガジン;Vol.132, 2011年4月18日

http://medg.jp/mt/2011/04/vol132.html

15.日本学術会議東日本大震災対策委員会:原子炉事故緊急対応作業員の自家造血幹細胞事前採取に関する見解;2011年4月25日

http://www.scj.go.jp/ja/member/iinkai/shinsai/pdf/housya-k0425.pdf

16.舛添要一:福島原発「現場作業員」の安全を守るために造血幹細胞の事前凍結保存を進めよ.現代ビジネス 2011年4月26日

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/2763

17.谷本哲也:原発作業者のための国民的議論を:造血幹細胞採取に関する日本学術会議の見解について.MRIC by 医療ガバナンス学会 メールマガジン;Vol.148, 2011年4月27日

http://medg.jp/mt/2011/04/vol148-1.html

18.木村知:「工程表」で原発作業員の人生まで決めてはならない.MRIC by 医療ガバナンス学会 メールマガジン;Vol.149, 2011年4月27日

http://medg.jp/mt/2011/04/vol148.html#more

19.谷口修一:想定外の事態が続く中での危機管理 舛添議員vs菅総理.MRIC by 医療ガバナンス学会 メールマガジン;Vol.151, 2011年4月29日

http://medg.jp/mt/2011/04/vol151-vs.html

20.松本慎一:「谷口プロジェクト」を支えよう.MRIC by 医療ガバナンス学会 メールマガジン;Vol.152, 2011年4月29日

http://medg.jp/mt/2011/04/vol152-1.html

21.谷口修一、谷口プロジェクト事務局一同:原発作業員およびご家族、国民のみなさまへ.MRIC by 医療ガバナンス学会 メールマガジン;
(上)Vol.156, 2011年5月3日

http://medg.jp/mt/2011/05/vol156.html、

(中)Vol.157, 2011年5月3日

http://medg.jp/mt/2011/05/vol157.html、

(下)Vol.158, 2011年5月4日

http://medg.jp/mt/2011/05/vol158.html

22.細田満和子:『ボストン便り』(第24回)「パブリック・ヘルス(みんなの健康)のために」.MRIC by 医療ガバナンス学会 メールマガジン;Vol.165, 2011年5月11日

http://medg.jp/mt/2011/05/vol16524.html

23.日本造血細胞移植学会:東日本大震災・福島原発事故に際して日本造血細胞移植学会からの声明2並びに見解;2011年5月23日

http://www.jshct.com/pdf/110523.pdf

24.谷本哲也:原発作業員の自己末梢血幹細胞採取は正当化されるか?MRIC by 医療ガバナンス学会 メールマガジン;
(前編)Vol.184, 2011年6月7日

http://medg.jp/mt/2011/06/vol184.html、

(後編)Vol.185, 2011年6月8日

http://medg.jp/mt/2011/06/vol185.html

25.坂根みち子:国の危機管理と医師.MRIC by 医療ガバナンス学会 メールマガジン;Vol.186, 2011年6月9日

http://medg.jp/mt/2011/06/vol186.html

26.森ゆうこ:良い場所に!…&造血幹細胞事前採取について.2011年6月9日

http://my-dream.air-nifty.com/moriyuuko/2011/06/post-acaa.html

27.谷川武:勉強会のご案内 原発作業員を国民みんなで支えよう.MRIC by 医療ガバナンス学会 メールマガジン;医療ガバナンスNEWS,
(第1回)2011年6月23日

http://medg.jp/mt/2011/06/news-6.html、

(第2回)2011年6月30日

http://medg.jp/mt/2011/06/news-2201171.html

28.石橋みちひろ:『第1回自己造血幹細胞採取に関する公開勉強会』終了! 石橋みちひろのブログ:2011年6月24日

http://blog.goo.ne.jp/i484jp/e/8e106afd7ca58daaac03b389d1c8c419

29.廣瀬雄大:学生が日本民間放送連盟会長にインタビュー.MRIC by 医療ガバナンス学会 メールマガジン;
(上)Vol.202, 2011年6月28日

http://medg.jp/mt/2011/06/vol2022011311.html、

(中)Vol.202, 2011年6月29日

http://medg.jp/mt/2011/06/vol203.html、

(下)Vol.203, 2011年6月30日

http://medg.jp/mt/2011/06/vol204.html

30.谷口修一他:原発作業員健康管理に関する公開勉強会.ニコニコ動画(原宿)2011年6-7月

http://www.nicovideo.jp/tag/谷口修一

31.柿沢未途:2011年07月01日のツイート.日々是修行.2011年7月2日

http://ameblo.jp/tesio/day-20110702.html

32.山根一眞:原発作業員「幹細胞採取」なぜ実施されない.日経ビジネスオンライン;2011年7月5日

http://business.nikkeibp.co.jp/article/tech/20110629/221182/

33.谷川武:原発作業員・福島県民の声.MRIC by 医療ガバナンス学会 メールマガジン;Vol.152, 2011年7月11日

http://medg.jp/mt/2011/07/vol211.html

34.山根一眞:万能「血液の種」を確保せよ.日経ビジネスオンライン;2011年7月14日

http://business.nikkeibp.co.jp/article/tech/20110817/222110/

35.山根一眞:仙谷副長官「やってくれ!」が一転・・・.日経ビジネスオンライン;2011年7月19日

http://business.nikkeibp.co.jp/article/tech/20110711/221412/

36.川口恭:なぜか進まない原発作業員の造血幹細胞保存.MRIC by 医療ガバナンス学会 メールマガジン;Vol.152, 2011年7月21日

http://medg.jp/mt/2011/07/vol217.html

37.中村幸嗣:元自衛隊医官から見た谷口プロジェクト.MRIC by 医療ガバナンス学会 メールマガジン;Vol.152, 2011年7月22日

http://medg.jp/mt/2011/07/vol218.html

38.Anon:公然化した「幹細胞採取」反対勢力の見識と実力.集中;2011年8月1日

http://medical-confidential.com/confidential/2011/08/post-273.html

39.Gale RP, Baranov A, Mugushima H, Oh H. Blood-cell banking for workers at the Fukushima Daiichi nuclear power plant. The Lancet, Volume 378, Issue 9790, Pages 483-484, 6 August 2011. http://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(11)61247-6/fulltext
40.Tanimoto T, Yuji K, Uchida N, Hosoda M, Kodama Y, Teshima T, Taniguchi S. Blood-cell banking for workers at the Fukushima Daiichi nuclear power plant-Authors’ reply. The Lancet, Volume 378, Issue 9790, Pages 484-485, 6 August 2011.

http://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(11)61248-8/fulltext

41.山根一眞:「即死ポイント発見」でも動かぬか! 日経ビジネスオンライン;2011年8月19日

http://business.nikkeibp.co.jp/article/tech/20110817/222110/

42.片岡英彦:政治家にも一生懸命な人はいます 衆議院議員・福田えりこ dacapo WEB EDITION:2011年8月26日

http://webdacapo.magazineworld.jp/column/61530/

43.林田七恵:福島第1原発:作業員が白血病で死亡 東電が発表.毎日新聞東京夕刊; 2011年8月30日

http://mainichi.jp/select/wadai/news/20110830dde041040065000c.html

44.Koh Y.:福島第1原発作業員の白血病死、作業とは関係なし―東電.ウォール・ストリート・ジャーナル 日本版;2011年8月31日

http://jp.wsj.com/japanrealtime/2011/08/31/%E7%A6%8F%E5%B3%B6%E7%AC%AC1%E5%8E%9F%E7%99%BA%E4%BD%9C%E6%A5%AD%E5%93%A1%E3%81%AE%E7%99%BD%E8%A1%80%

E7%97%85%E6%AD%BB%E3%80%81%E4%BD%9C%E6%A5%AD%E3%81%A8%E3%81%AF%E9%96%A2%E4%BF%82%E3%81%AA%E3%81%97/
45.宇都宮健児:東京電力福島第一原子力発電所作業員の急性白血病による死亡に関する会長談話.日本弁護士連合会 2011年9月2日

http://www.nichibenren.or.jp/activity/document/statement/year/2011/110902_2.html

46.Controversies in Stem Cell Transplantation and Cellular Therapies (COSTEM). Special Debate: Is there any place for the prophylactic collection of autologous stem cells for major radiation incidents? Berlin, Germany. 9 September 2011. http://www.comtecmed.com/costem/2011/webprogram.aspx
47.舛添要一:順調とは言えない野田内閣 被災地のためにも一刻も早い対応を.現代ビジネス 2011年9月20日

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/19928

<筆者プロフィール>
鳥取県米子市出身
平成9年九州大学医学部卒
独立行政法人医薬品医療機器総合機構生物系審査第一部
公益財団法人がん研究会がん研究所嘱託研究員
日本内科学会認定総合内科専門医
日本血液学会認定血液専門医

http://www.tswj.com/editors/hematology/

注:本稿は筆者個人の文責によるものであり、所属団体を代表するものではない。

連絡先: savefukushima50@gmail.com

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