医療ガバナンス学会 (2012年4月28日 06:00)
この原稿は朝日新聞の医療サイト「アピタル」より転載です。
www.asahi.com/apital/
南相馬市立総合病院
非常勤内科医 坪倉 正治
2012年4月28日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行 http://medg.jp
亀田総合病院で研修医を行った後、千葉と東京で血液内科医として働いておりました。被災地支援で去年の4月に浜通りに入ったのが最初で、外来診療を始めた のが去年の5月でしたが、7月にホールボディーカウンターが導入されたのがきっかけで、そちらのお手伝いもさせていただいております。
ホールボディーカウンターが導入されてから、まだ1年は経っておりませんが、この検査は実際の放射能量だけではなく、今後の生活の指針など様々なことを教えてくれました。その一方でわからないこと、内部被ばく検査自体の限界も明らかになってきました。
今までの検査の結果は、南相馬市のウェブサイトや、拙文を参考にしていただければと思います。
写真が、今現在市立病院で稼働しているキャンベラ社製、Fast Scanです。一日あたり110人のペースで検査が進んでいます。今日も多くの方が来院され、通常の外来の方々と重なり、一階は人でごった返していました。
出来る限り、今現場で何が問題となっているかをご紹介できればと思います。どうぞお手柔らかに、おつきあいください。
*文中の写真はこちらのサイトよりご覧ください。
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https://aspara.asahi.com/blog/hamadori/entry/glRg2cBUf4