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医療ガバナンスNEWS ▽ 当たり前のことを淡々と書いた「がん」の本 改訂にご支援をお願いします ▽

医療ガバナンス学会 (2014年11月27日 13:51)


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情報提供をいただきましたのでご案内します。

 

2014年11月27日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行 http://medg.jp

 ロハス・メディカル編集発行人
川口恭

『ロハス・メディカル』は、医療や医療従事者と上手に付き合うために必要な情報を患者さんや家族にお知らせする医療機関配置の月刊無料雑誌です。
医療は人間の営みであって魔法じゃないということを通奏低音に、騙さない、脅かさないを心掛けて、赤字に苦しみながらも発行し続け、気づけば10年目に入りました。

想像がつくと思いますが、「がん」に対する読者のニーズは高く、であればということで4年前、公益財団法人がん研究会(がん研)に全面的にご協力いただいて、「これだけ知っておけばイザがんという時に慌てないで済む」という基本的だけれど突っ込んだ内容の特集を連載しました。脅さないがモットーですから派手さには欠けますけれど、1年分まとめたら読み応えがあったので、ムック『がん研が作った がんが分かる本』として2012年6月に出版しました。オールカラー128ページで800円(税別)という格安の価格設定でした。

これは、連載の転用だったので制作費が極小で済んだこと、一方でがん研の指導層の医師(要するに業界内で信用されている先生方)が多数登場している上に必要な情報をこれだけ網羅した本は世の中に存在しないのでバカ売れするに違いないと思ったことから、初版5000部だけなら売り切ってトントン、年に何万部も売れたら利益が出るな、と想定して付けた勝負価格でした。

ところが発売してみると、堅実には売れたもののバカ売れにはほど遠く、初版5000部を売り切るのに1年かかってしまいました。そして、この調子だと増刷したとしても赤字になってしまうと考えられた(その赤字で『ロハス・メディカル』が休刊になったりしたら本末転倒でもある)ため、増刷の要望は数多くいただきながら、お応えできずに1年以上が経過しました。そうこうするうち、内容に若干古いところも目立つようになり、単純な増刷では済まず改訂が必要になりました。益々、ハードルが上がります。

今年に入って、亀田総合病院のグループの方々が取り組んでいる「安房10万人計画」を横目で眺めるようになり、クラウドファンディングについても少し知見が出来ました。このままコンテンツを死蔵させるくらいなら、どれだけ価値のある本なのか世に問うてもいいかな、と考え、このほど改訂費用の一部を募るクラウドファンディングを始めました。

本の実物を見ないことには判断つかないだろうと思いますので、電子書籍で無料公開もしております(http://lohasmedical.jp/e-books/book_120625_gan-wakaru/#target/page_no=1)。
ご覧いただいて、この本はきちんとアップデートして世に残した方が良い、とお考えいただけたなら、ぜひともご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
クラウドファンディングのページは、(https://readyfor.jp/projects/reprinting-gangawakaruhon) です。

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